投票結果をリアルタイムに反映── クラウドサービス”Mentimeter”

 勤務校は教育実習中。担当する実習生の方が、中1の授業で「方言(各地のことば)」を題材にやりたいということで、東京育ちで、専門外の自分もあれこれ教えてもらいつつ、一緒に授業を創っている。

 今日は初回で、生徒たちの「方言」に対するイメージを探る時間。最初はプリントに書いてもらうことを考えていたものの、時間数の都合で、リアルタイムにクラスの傾向がパッとわかるといいなということで、提案したのが “Mentimeter” というクラウドサービス。 このサービス、以前も勤務校の研修会で同僚が使っていて、自分の回答が即座に反映されるのと、集団の傾向が一目で分かるのでいつか使ってみようと思っていたのだ。

 端末と通信環境さえあれば、簡単に「アンケート調査」ができ、さらに、大きめのディスプレイを通してリアルタイムでヴィジュアル化できる。また、複数回回答の可否を設定することもできるし、回答経過を表示するのがデフォルトだが、経過を隠して締め切ったあとに公開することもできる。経過を隠してしまうと盛り上がりには欠けるかもしれないが、回答どうしが影響を与え合うのはある程度排除できる。

(中学生ゆえ、不適切な表現があるのはご寛恕願います。)

アンケートのやり方

  1. mentimeterのサイト( https://www.mentimeter.com/ )にアクセスし、「Sign up」で登録する(FacebookやGoogleのアカウントがあれば、無料で簡単にできる)
  2. 「+New Presentation」を選ぶと、新たな作成場面が出るので、質問文や一人あたりの回答数を入力。
  3. 必要に応じて「Customize」で経過表示の有無を選んだり、「Type」(下の画像参照)で結果表示のパターンを選んだりする。
  4. 作業画面上にあるコード番号を回答者に伝える。

アンケートの答え方

 menti.com にアクセスし、アンケート作成者が指定したコード番号を入力すると回答画面が出てくる。あとは回答するだけ。

不適切な回答もありうるが………

 匿名で、なおかつ回答経過がリアルタイムで見えると、つい盛り上がってしまい、ふざけた答えが出てくることもある。僕自身はわりとこういうノリに寛容なほうだが、今回は、あるクラスでとりわけ看過しがたい回答があって、最後に注意をする場面もあった。

 しかし、人間関係に禍根を残すようなことが予想されるというような深刻な場合を除き、こういうツールの利活用をはじめから封じたり、細かいルールを設けたりすることには、あまり同意できない

 こういう場面で表立ってなされる悪ノリで看過できないようなものがあったら、そこで注意すればいいだけの話だし、むしろ、コミュニケーションをとったり、それこそ「指導」をしたりするチャンスと捉えればいいだけのことだ。あれこれ制限を設けて面倒なことやリスクを回避することは、そうした貴重な機会を自ら手放している可能性もある。個人的にはそう思う。

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