教師は何も見えてないかも──はじめてのリーディングワークショップ

(※あまりに放置しすぎたのですが、ひっそり再開してみようと思います。)
昨年、前任校の中学2年生の授業で、はじめて「リーディングワークショップ」に挑戦してみました。

好きな本を選んで、授業時間中に集中して読む、という授業です。
どうなるかなと思っていたら、ほとんど全員が驚くほど集中して読み浸ります。 読む環境さえ整えれば、みんな読みたいという欲求を自然と行動にうつすように見えました。

毎回授業の終わりに「大福帳」にコメントを書いてもらいます。

「本って、意外と面白いんですね。」
「本を読んで集中していると、まったく時間を感じなかった。本はすごいと思う。」
「本を読むごとにどんどんはまっていって読むスピードが上がっている。」
「一度読んだ本をもう一度最初から読んだが、1回目と2回目では本の中で浮き出てくる単語が全然違って、違う景色が見えた。 」

一方、あまりコメントを書かない生徒もいて、心配して司書さんに訊いたら「えっ、この子たち、しょっちゅう図書館来ますよ」と一言。
その後、よく見ていたら、その生徒たちは、チャイムが鳴っても読むのに夢中でコメントを書く余裕がないのでした。
当時はじめて持った学年で顔と名前が一致しないとはいえ、何も見えてないな、自分……と、反省。

中学生なので、授業が終わると、本が所定の位置に戻っていなかったり、椅子もバラバラだったり。
「やれやれ」と思いながら、一緒に整頓してくださっている司書さんに謝ったら「これが本来の学校図書館の姿ですよ」と笑顔で返されました。
今から思うと、忙しくてあまり立ち寄れていなかった図書館や、そこで働く司書さんのことも、見えていなかったのかもしれません。

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